Vクラスの歴史

Vクラスの歴史をご紹介します。Vクラスの歴史を大きく分けると初代(1998年~2003年)と2代目(2004年~)、そして再びVクラスへ戻った3代目と分けることができます。

初代(1998年~2003年)に関してご紹介します。
初代はW638と呼ばれており、もともとは欧州などでメルセデス・ベンツが発売していた商用車「Vito」の乗用バージョンだったことは有名な話です。そのため、Vクラスの基本は商用車だったことからメリットデメリットが生じることになります。
1998年に日本でV230が販売開始、その後V280が1999年に発売されました。

V230の仕様
2.3L 直列4気筒DOHCエンジン、4速AT、FF駆動方式採用。

V280の仕様
2.8L V型6気筒SOHCエンジン、4速AT、FF駆動方式採用。


次に、2代目(2004年~)をご紹介します。
実は2代目に関しては突然名称をVクラスから新車種のビアノ(Viano)として2003年に発売されました。日本では3モデルが発売されました(「3.2 アンビエンテ」「3.2 アンビエンテ ロング」「3.2 トレンド」)

初代と異なる点は駆動方式は自社製乗用車のコンポーネントが活用できる縦置きエンジンのFRとなった点です。

3.2 アンビエンテ/3.2 アンビエンテ ロング/3.2 トレンドの仕様
3.2L V型6気筒SOHCエンジン、5速AT、FR駆動方式採用。

最後に3代目をご紹介します。

ビアノからモデルチェンジ前の名称であるVクラスに2006年11月に戻りました。
2代目による名称は変わらず、エンジンはモデルチェンジ前に搭載されていた旧型の3.7L V6です。
また右ハンドルで価格的にも430~599万円です。

V350トレンド/V350アンビエンテ/V350アンビエンテ・ロングの仕様
3.5L V型6気筒DOHCエンジン、5速AT、FR駆動方式採用。